みなさん。こんにちは!
パパリカ(@ipirikapirika)です。
本日は以下の記事で紹介したmoomoo証券(ムームー証券)アプリで高配当銘柄、割安銘柄をスクリーニングする方法についてご紹介します。
ムームー証券は完全無料で簡単に銘柄分析が可能で、ネットサーフィンして時間を浪費することなく知りたい情報にアプローチできる米国株投資に必須のツールとなっています。
今回は、高配当×直近配当あり×時価総額100億以上×低PBRという条件にあてはまる企業をスクリーニングしています。
既に気になる銘柄がある場合にはその銘柄の詳細情報の取得や類似企業との比較なども簡単なので、この機会に使い方を把握していきましょう。
高配当割安銘柄のスクリーニング条件
米国株式市場は世界最大規模となっており、メインとなるニューヨーク市場・ナスダック市場を合算すると上場企業数は5000企業にのぼります。
上場企業数 | |
米国市場 | 約5000企業 |
日本市場 | 約3500企業 |
中国市場 | 約2000企業 |
ユーロネクスト | 約2000企業 |
米国には株主優待制度の概念がなく、株主還元は基本的には配当のみとなっておりその重要性はより高いものになっています。
しかし、高配当・銘柄・ランキングといったワードで検索して盲目的に配当利回り順に購入していくのは得策とはいえません。
例えば、
・高配当だと思っていてもたまたま前回の配当が多かっただけで、通常配当は高配当ではなかった。
・業績が低迷して株価が暴落。前回の配当額と現在の株価で計算するととんでもない高配当だが、実際は見かけの配当利回りが良く見えるだけだった。
・決算速報や配当停止になったアナウンスを見落とし、古い情報を見ていた。
このような結果になってしまう可能性もあるので、高配当リストに載っていたとしても銘柄情報を確認することは必須といえるでしょう。
時価総額×低PBR×配当利回りでスクリーニング
今回は、時価総額×低PBR×配当利回りの条件で銘柄スクリーニングを実施します。
この組み合わせはある程度の安心感をもちつつインカムゲインに注目した守備的なスクリーニング条件になっているかなと思います。
PBRは株価純資産倍率を示す指標。
PBRが1倍ということは企業の価値と株価が同じということになりますので低ければ低いほど割安であることを示しています。
米国株の平均は2~3倍です。
※今回は業績面での項目を含めていないので、キャピタルゲインも含めてスクリーニングしたい方はPERやキャッシュフローを含めた条件でスクリーニングするのもおすすめです。
他におすすめなスクリーニング条件は下記の項目でご紹介しています。
moomoo(ムームー)証券でスクリーニング
それでは実際に『moomoo証券』(ムームー証券)アプリでスクリーニングしていく手順をご紹介させて頂きます。
①moomoo(ムームー)証券のアプリをDL
以下の手順でDLを実施します。
最短30秒で登録できます♪
STEP① アプリのインストール
下記からmoomoo証券サイトへ移動し、アプリをダウンロードします。
STEP② 携帯電話番号orメールアドレスの登録
電話番号認証を行います。携帯電話番号を入力すると認証コードが送られてきますので、画面に従って入力します。
メールアドレスで登録する場合には、下図赤枠のメールで登録からメールアドレス登録が可能です。
STEP③ ログインパス、ニックネーム登録
ログインパスワードとニックネームを登録すれば完了です。
本名の登録は不要です♪
②moomoo証券でスクリーニング条件を設定
登録が終わればアプリを開いて、画面下のメニューバーから『マーケット』を選択して、画面右上の『🔎マーク』をタップします。
次の画面の『スクリーナー』をタップし、次の画面で『作成』のタブを開くと詳細設定が可能な画面にうつります。
市場がデフォルトの米国株になっていることを確認し、収益性タブの『配当利回』をお好み(今回は5%)、『直近配当』を0.1以上を入力します。
次に『評価指標(1)』の『PBR』をお好み(今回は1以下)、『時価総額』をお好み(今回は100億)を入力します。
各条件を入力し、『保存』と『結果を確認する』でスクリーニング結果が確認可能となります。
スクリーニング結果の見方・活用方法
今回の条件では13銘柄がヒットしました。
銘柄をタップすると、その企業の詳細情報が閲覧可能です。
今回はブリティッシュ・アメリカン・タバコ($BTI)をタップしてみます。
銘柄の初期画面ではアプリながら、チャート、出来高、板情報、最新通知が直感的に確認可能です。
株価などはリアルタイム反映、権利落ち日も確認可能なのでかなりありがたいです。
過去の配当履歴の確認、EPS・ROA・主要株主・機関投資家動向・アナリスト評価なども確認可能となっています。
『moomoo証券』(ムームー証券)アプリのDLは⇓から♪
こんなスクリーニング条件もおすすめ
今回は米国株を《時価総》×《低PBR》×《配当利回り》の条件でスクリーニングしました。
『moomoo証券』(ムームー証券)は米国株以外にも、
日本株・カナダ株・EU株・香港株・シンガポール株・中国株
にも対応していますので同条件で他国の銘柄をスクリーニングすることも可能。
キャピタルゲインを優先される方には、
・数年間のCAGR(売上高平均成長率)を8%以上
・数年間のCAGR(営業利益平均成長率)を8%以上
・ROEを6%以上
より安定的に配当を受け取りたい方は、
・時価総額順
・連続増配企業のみ
・景気敏感株を避ける
といった銘柄選択もスクリーニングに加味しても良いかもしれません。
まとめ:高配当割安銘柄のすすめ
いかがでしたでしょうか?
本日は『moomoo証券』(ムームー証券)アプリを使って割安高配当銘柄の探し方をご紹介させて頂きました。
※スクリーニングで出てきた銘柄が必ずしも優良な高配当銘柄とは限りませんので、銘柄の精査は必要不可欠になります。
無料でアプリで得られる情報としては有料級といっても差し支えなく、『moomoo証券』(ムームー証券)アプリはそのまま証券口座を作成するとデモトレードなどの機能も使えます。(2024年からの新NISAにも対応しています。)
初心者には学習コンテンツも充実していますので、気になった方は是非ダウンロードしてみてください。
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