みなさん。こんにちは!
パパリカ(@ipirikapirika)です。
本日は2023年9月米国株配当利回りランキング8位に君臨する【ブラスケム($BAK)】についてご紹介♪
配当利回りは2023年9月時点で34.57%と日本株では考えられない数値ですね。
本日はブラスケムについて、企業概要、業績推移、配当推移、イピリカ投資判断など多方面から解説!
投資する企業をしっかり理解して、楽しい投資生活にしていきましょう♪
・ブラスケムの企業概要
・業績推移
・最新情報、決算、利益率など
・配当推移と今後の配当情報
・今後の展望
間違っているところがあれば遠慮なくご指摘ください♪
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ブラスケム($BAK) 基本情報
ブラスケム($BAK) 企業情報
社名 | ブラスケム |
ティッカーシンボル | BAK |
英文社名 | Braskem S.A. |
設立時期 | 2002年 |
上場市場 | NYSE |
日本との関係 | 双日が外国人最大株主 |
業種 | 汎用化学品 |
ブラスケムはニューヨーク市場に上場していますが、本社はブラジルにある総合石油化学会社となります。
活動拠点は主にブラジル、米国、欧州の3つの事業セグメントに分かれており、ブラジルでは主にエチレン、プロピレンなどの基礎化学品の投入、ポリエチレン樹脂等の生産事業を行っています。
日本においては旭化学、三井化学が同業種の企業にあたります♪
米国では、ポリプロピレンの生産、メキシコではエチレンクラッカーとポリエチレンのユニットを運営していますが、実は日本でも活動をしています。
脱炭素・グリーンポリエチレンへの取り組む
実はブラスケムの株主の内、外国人株主の最大企業は日本の双日株式会社になります。
2022年にはバイオマス由来のモノエチレングリコール(MEG)生産技術の開発を目的とする合弁会社をブラスケム、双日の間で設立をしています。
最近なにかと話題のプラスチック問題を植物由来で作っちゃおうというプロジェクトで、2025年中の稼働を目指しているとのこと。
このグリーンポリエチレンは、ブラスケムが世界で唯一生産しており、通常のポリエチレンと全く同じ性能を持ち、且つリサイクル可能でありながら、CO2排出削減可能な新素材です。
脱石油の風潮にも柔軟に対応し、環境問題にもアプローチして世論を味方につけてほしいところですね♪
ブラスケム($BAK) 業績 株価推移
ブラスケム($BAK) 業績推移
石油会社ということもあり昨今の燃料高の影響などで業績は現在向かい風の現状です。
売上は増加しているものの、2022年は惜しくも赤字着地という結果でした。
2023年の四半期決算では、
3月黒字なものの6月の純利益は大きくマイナスという結果になっています。
ブラスケム($BAK) 株価推移
株価も業績の推移に伴って上下を繰り返している状況で、現在は8ドル~9.5ドル前後の底値圏での推移となっています。
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ブラスケム($BAK) 配当推移
過去5年の配当データは、
年度 | 配当額 |
2018年 | 3.77ドル |
2019年 | 1.68ドル |
2020年 | 0 |
2021年 | 15.08ドル |
2022年 | 3.39ドル |
2023年 | ? |
といった形で推移しています。
冒頭にご紹介した、配当ランキングは昨年の実績と現在の株価で算出されてしまう仕様の為、30%を超える利回りとなっています。
昨年2022年のコンセンサス予想と実績を見てみると、配当予想が0.31ドルであったのに対して、実際は3.39ドルの配当となっています。
本年度の当期利益予想が昨年度と同水準である為、本年度も同等の配当が出ると上記配当利回りが達成されますが、正直難しい展開であるかと思います。
今後の配当の可能性として、
・原油・原料価格の低下
・コンセンサスの上方修正
・一株当たり純資産の回復
この辺りを期待したいところです。
株価は低位であり、コンセンサスも織り込んでいる状況でもあることから、9ドルあたりから食い下がっていくと、キャピタルを狙いつつ、配当も貰えるという展開になるかもしれません。
パパリカは9ドル付近で打診買い、少量ずつ追加中です♪
ブラスケムの評判について
ここでブラスケムの評価・評判について一部ネット情報をご紹介します。
ペトロブラス強いな。
— Rembrandt DeLint (@RembrandtDelint) June 14, 2023
どうも基礎化学企業のウニパールが石油化学のブラスケムを+40%のプレミアム付きで公開買い付けするという話に反応してるのか。ブラスケムの大株主でもあるペトロブラスは得をすると。ブラジルの化学業界の再編ですかねhttps://t.co/INiBn2a2pZ
こちらはどうやら公開買い付けについての情報がある様子ですね。
$BAK – Braskem: A Speculative Bet On A Cycle Downturn. https://t.co/p5cXX2FJGi #trading #finance #investing
— Seeking Alpha (@SeekingAlpha) August 27, 2023
従来の熱によるCO2から化学品への変換ではなく、電気エネルギーを直接用いるプロセスの研究
— Toshi@プラントエンジニアのおどりば (@Toshi98809120) September 5, 2023
ブラスケム、電気触媒でCO2からオレフィン – 化学工業日報HPDPhttps://t.co/iKgp7SeL19
ブラスケムだけ1ミクロンも上がらんな。化学は今アカン。
— 日本パランティア協会 ヌーバンク支店 テスラ営業マン (@9r737aIlGP2kqvp) August 8, 2023
ブラスケムはげが出来そう😇
ブラスケム、バイオエチレン30%増強、年産26万t https://t.co/P1eaEPLyL7
— ネコ科キノネコと前進あるのみ (@yamada_7852) July 31, 2023
出願日:2023-05-31 ほか1
— 特許ウォッチbot (@ptent365a) July 21, 2023
出願人:ブラスケム アメリカ インコーポレイテッド ほか1
名称:低放出プロピレンベースのポリマー樹脂
要約:【課題】低放出プロピレンベースのポリマー樹脂を提供すること。
【解決手段】プロピレンベースのポリマー樹脂は、低い揮発分..
続き https://t.co/4Frpx6KK9o pic.twitter.com/s7YoY7rtIn
といふぇるみん
— といふぇるみん™️ (@Heil_Teufelmin2) July 5, 2023
本日ポチった米国株
ブラスケム pic.twitter.com/YREE3zQq56
今日のペトロ株価上昇の一つの理由。
— Marcos B@ブラジル個別株トレーダー (@MarcosBsurf1919) June 19, 2023
『政府、ペトロブラスによるブラスケム支配の禁止を決定、株価急騰。ペトロブラスが石油化学業界を直接支配するのではないかという懸念が市場にあったと推測している。』
https://t.co/1rhZ1AvS8A via @ADVFNBRASIL
最後に
いかがでしたでしょうか?
外国株はそもそも欲しい情報にアクセスすること自体難しいことがあるかと思います。
投資前に一旦立ち止まってよく調べてみましょう!
本日ご紹介したブラスケムは一見高配当株にみえてまだまだどうなるか不明瞭です。
無配になる可能性も十分あるので、そのリスクを把握して投資判断をしてみてください。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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