みなさん。こんにちは！
パパリカ（@ipirikapirika）です。
本日は、米国株式配当利回りランキング4位に位置する超高配当銘柄である【＄OP】（オーシャンパル・オーションパル）についてご紹介させて頂きます♪
配当利回りは167％と驚異の数字です。
株価は0.23ドルと低位ではありますが、表記通りの配当がもらえるとしたら一年かからず原資を回収できることになります。
そんなおいしい話がある？？？
確かに異常な高配当と、低位株であることからも怪しいと感じる方は多いかと思います。
さらにオーシャンパル（OP）という会社についてはネットでもあまり情報がありません。
そこで今回はオーシャンパル（OP）について、
・どんな会社なのか？
・決算情報、利益率など
・配当についての真偽
・投資する上での注意点
など色々と調べてきましたの皆様に共有させて頂きますが、
実はOP株はほぼ無料で取得する方法があるんです。
パパリカも1600株程この方法で所有しています♪
本日はそんなお得情報を含めオーシャンパルについて解説させて頂きますが、投資はあくまで自己責任となりますので、ご了承ください。
ちなみにランキング5位の【＄ZIM】については、別記事で投資成績の公開と詳しい内容を紹介していますので興味のある方は下記⇓からご覧ください。
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オーシャンパル基本情報
オーシャンパル 企業情報
まずは基本概要をまとめてみました。
| 社名 | オーシャンパル （オーションパル） |
| ティッカーシンボル | OP |
| 英文社名 | OceanPal Inc. |
| 決算 | ー |
| 上場市場 | NASDAQ |
| 上場時期 | 2021年 |
| 親会社 | ダイアナ・シッピング（DSX） |
ここでチェックすべきポイントは、2021年に親会社のDSXからスピンオフした新会社であることです。
2021年の10月29日時点でDSXの株主にOPの株式を分配する形で上場しています。
スピンオフとは、自社事業の一部門や子会社を切り出して、独立させることです。単独新設分割型分割と呼ばれています。
スピンオフについて | 取引ルール | 株式（現物取引） | マネックス証券 (monex.co.jp)
高齢船の短期用船に特化したドライバルク船社としてDSX保有のバルカー3隻もスピンオフされています。
DSXの2022年の売り上げは約3億ドル、配当利回りは23％という結果で中規模程度の海運会社が親会社ということになりますね。
上場間もないこともあり、業績等の情報が少ない訳です。
親会社の海運企業が短期用船に特化した船社を設立したのがオーシャンパル
オーシャンパル 業績
2019年に上場以来21年に黒字転換後、22年は再び赤字決算という結果でした。
過去の配当実績はありませんので、今年の配当には期待したいところではあります。
売上高は2022年に19万ドルというまだまだ売上自体ほとんど少なく、時価総額も小さいので潰れなければ大化けに期待したくなる気持ちはあります。
後述していますが、無料で保有することができる株だからこそ期待感重視で所有してもいいのではないかなと思っています。
※2022年12月には１０：１の割合で株式併合も行っていますね。
親会社DSXについて
ニッチな分野に特化したスピンオフ企業である事がわかりましたが、そういったスピンオフ系の企業では親会社の情報についてもある程度把握しておきましょう。
株式を交換しているということは、それぞれの業績に影響されるということになります。
DSX 企業情報
ダイアナ・シッピングはギリシャ系海運会社。主に大型貨物船を所有し、世界各地で鉄鉱石、石炭、穀物や他の材料などの商品を輸送。合計40船を所有し、総容量は約470万重量トン。
貨物船の権利運用も行い、多角的な経営方針が特色の企業です。
| 社名 | ダイアナ・シッピング |
| ティッカーシンボル | DSX |
| 英文社名 | Diana Shipping Inc. |
| 上場市場 | ニューヨーク市場 |
| 設立時期 | 1999年3月 |
直近株価・配当情報
| 株価 | 3.71ドル |
| 配当利回り | 16.17% |
| 1年トータルリターン | ▲17.37％ |
| 52週レンジ | 3.36～6.72ドル |
| 年初来リターン | ▲4.87% |
| 配当時期 | 3月・6月・8月・11月 |
| 2022年配当額 | 合計0.9ドル |
DSX 株価データ
【過去20年株価推移】
【過去1年株価推移】
DSX | Diana Shipping 株式-Investing.com
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2022年決算情報
2022年の通期決算では大幅な黒字と純利益により、高配当が実現しています。2021年から22年にかけての海運は業界全体でバブル状態となりダイアナシッピングもその恩恵を受けているようです。
注意点としては、
・13年～17年、20年は赤字決算
・09年～20年は無配当
・23年コンセンサスは業界全体的に下方
ということです。
赤字になれば無配になることが過去の実績から推察されますので利回り16％といえども、今後の配当についてはどうなるか現時点では不明です。
㊙DSXに投資することでOP株が取得できる！
海運株についてはインフレ・世界情勢の不安によって海運バブル的な状態になっていました。
現在は一旦落ち着き、各社2022年の業績よりも低いコンセンサスを発表しています。
そんな中でDSXに投資するメリットとしては、
OP株が付与される可能性がある!
ということです。
2021年のスピンオフ時OP株が付与されましたが、実は2023年4月にも再び付与されています。
しかも、DSX株1株につきOP株1株という等価比率の為、DSXと同等の株数以上に保有することが出来ます。
今後の更に再配布の可能性もあると考えます♪
さらにOPの株価は現在0.23ドル程度ですが、配当は0.4ドルとなります。
※配当時期は12月の為、配当額の正確な発表はまだなので今期の業績から無配になる可能性もあります。
その為、DSXの株を取得することによって、
①DSXの配当をもらえる。
②OPの株式を付与される可能性がある。
③OPの配当をもらえる可能性がある。
④OPを売却して利益を得ることができる。
様々な利益を享受することが出来ます♪
※一方で、OPの発行株数は増え相対的に株価は下がることになります。
更にＯＰが付与されたら直ぐに市場売却し利益確定する方も多いため、現状ＯＰの株価は下落していく流れが出来てしまっています。
私は売らずに保有中です♪
【パパリカ保有株数スクショ】
【OP株価推移】
一方的に売られている状態ですね。
ただし、4月に付与されたOP株が約一か月後に売却可能になるので今現在～少し後頃が直近の最安値になる可能性があります。
そのタイミングでOP株を買っていくことも選択肢のひとつかもしれません。
そのまま下落していかないことを願いつつ・・・
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まとめ：荒波の海運株との付き合い方
いかがでしょうか？
本日は米国株配当利回りランキング4位の魅惑の高配当株【オーシャンパル】について解説させて頂きました。
高配当といえば海運株ではありますが、その値動きや相応のリスクのある株になります。
親会社の株を購入することで付与される可能性があるというのは一種のリスクヘッジにもなり得ます。
・本年度が無配になったとしても、長期で配当復活まで持ち続ける。
・無配が決まりそうなら速やかに損切りする。
・OP株の様に売却可能になった時の値下がりを狙い、短期売買で売却益を狙う。
など、一貫性をもった取引目的をしっかり持って臨むことが大切だと思います。
その他海運株には重要な指標がいくつかあり、別記事でも配当利回りランキング5位の【ZIM】の記事でも紹介しています♪
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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