
みなさん。こんにちは!
パパリカ(@ipirikapirika)です。
夏が近づいてくると、
お子さんにキャンプやアウトドアを経験させたい♪
大自然での経験はきっと大切な思い出とお子さんの成長にはひったりかも!?
とお考えの方は多いかと思います。
しかし、
・どんな事に気を付けたらいいかわからない。
・小さい年齢では危険なのではないか?
と躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに子連れでのキャンプは今までとは勝手が違いますが備えあれば憂いなしです。
しっかり事前準備すれば怖いものはありません。
子連れキャンプのお供に知っておくべき危険と必須アイテムのご紹介です♪

100%楽しむ為にも是非チェックしてね♪
・事前の準備事項がクリアになる。
・未然に事故とその対策を知れる。
・親としての責任事項を把握できる。
・子供に100%楽しませる事が出来る。
・必須のアイテムを準備出来る。

子連れキャンプで起きやすい事故・病気
まずは一覧をご覧ください。
こちらが気を付けたい事故、ケガ、病気の一覧です。
【ケガ】 | 特徴 |
切り傷・擦り傷 | 足の裏など、手足がメイン |
転落・打撲 | 岩の上から、川べりからの落下 |
やけど | 野外炊飯上、焚火など |
ねんざ | 不安定な足場での活動 |
かぶれ | ウルシ系植物との接触 |
キャンプ場は市街地と違い平面だと思っていても、子供にとっては少しの傾斜があるだけで転びやすくなります。
未整備の場所になるので、鋭利な石や障害物、野草などもたくさんありますので、注意しながら対策していくことが重要です♪
【病気】 | 特徴 |
食中毒 | 生焼け、不衛生など 知らないキノコ類の摂取 |
一酸化炭素中毒 | テント内でのランタン使用など |
熱中症 | 高温下での直射日光、 テント内の高温化 |
低体温症 | 川遊び後の濡れの放置 雨等低気温下での放置 |

簡単に解説していきます♪
自然にはたくさんの鋭利な物が存在します。
ナイフが危ないのはもちろん、川の中の石で切れたり、葉っぱで手を切ってしまう事が非常に多いので注意しましょう。
【予防と対応策】
長袖、長ズボンも用意して可能な限り肌を保護できるようにしましょう。
切り傷は清潔な水で洗い流し殺菌ガーゼ、バンドエイド、消毒液等で対処しましょう♪
丘、川、岩など様々な地形ではしゃぎすぎると転落事故が起きやすくなります。
また沢など見えない場所がいきなり斜面になっていることが多いのでお子さん一人で見えない場所には決して行かせないようにしましょう。
【予防と対応策】
見えない場所には一人で行かせない。
冷やして応急処置。打撲は歩けないレベルなら動かさずに病院へ。
焚火や調理器具を触ってやけどが非常に多いので気を付けましょう。
楽しくて興奮している様子があれば近づかせないようにして炎と子供両方から目を離さないようにすればリスクは低くなります。
【予防と対応策】
患部をすぐに水などで冷やしましょう。
少なくとも20分は幹部を冷やすと比較的軽傷で済む場合があります。
ヤマウルシ、ドクダミのかぶれには気を付けましょう。
日本の森林部に広く生息しています。
ヤマウルシは秋に紅葉するので綺麗ですが触らないようにしましょう。


キャンプは気候の変動が激しくなる場合があり、食中毒のリスクも高まっています。
大人が大丈夫でも胃腸が成長しきっていない子供は症状が出やすい傾向にあります。
その他キノコや山菜などによる中毒もありますので注意しましょう。
クーラーボックスなどで食品の温度管理を徹底し、手洗いはいつも以上にさせるようにしましょう。
テント内での燃焼器具の使用は一酸化炭素中毒の危険性があります。
一酸化炭素は無味無臭で子供の方が先に症状が出ます。
テント内で頭痛、吐き気、傾眠傾向、ぼーとしているなどの兆候が出た場合はすぐにテントから飛び出してください。
テント内でストーブ等使用する場合には、換気をしっかりして新鮮な空気が循環するようにしましょう。
キャンプはアウトドアの中でも、特に外にいる時間が長く運動量も多いので熱中症には十分気を付ける必要があります。
水分補給については1日に2〜3リットルの水を飲むように促し、定期的に水分を補給するようにしましょう。
日中の暑い時間帯(午前11時から午後3時)に外での活動を避けつつ遊ぶようにしましょう。
キャンプ中に子供が低体温症になるリスクは、冷たい天候や濡れた服や靴などが原因となることが多いです。
主な症状は、震え、寒気、手足のしびれ、疲れ、そして意識が朦朧とすることがあります。
症状が現れた場合は、直ちに屋内に移動させ暖かい飲み物を与え、湿った衣服を脱がせ、乾いた衣服に着替えさせてください。

キャンプ場の選び方
キャンプ場は大きく3種類あります。
ご自身でテントを設営するテント泊とトイレやお風呂などの設備が整っているコテージ泊とさらに豪華なバカンス気分が味わえるグランピングとがあります。
キャンプに不慣れなご家族の場合にはコテージ泊や流行りのグランピングなどもおすすめです。
設備が整っている分お子さんに注意を向けやすいのでまずはコテージ泊、グランピングから初めて、慣れてきたらテント泊に挑戦してみるといったステップ式でもいいかもしれません。
テント泊 | コテージ泊 | グランピング | |
難易度 | 高~中 | 中~低 | 低 |
価格 | 安い | 中間 | 高い |
施設数 | 多 | 中 | 少 |
労力 | 多 | 少 | 少 |
対天候 | 影響有 | 影響少 | 影響少 |

それでもやっぱり自然の中でテント泊がいい!という方は多いはず♪
そんな方には以下のステップで選ぶのがお勧めです。
ステップ① 自宅から近い順にリストアップ
まずは自宅近くのキャンプ場を選ぶ方が無難です。
思わぬトラブルや渋滞、車のトラブル、子供の事故など様々な問題が起こる可能性があります。
自宅からの物理的な距離の近さや土地勘の有無というのは心理的にも落ち着くはずです。
トラブルに慣れていない場合には万が一に備えてまずは自宅からの距離を優先事項に加えましょう。
ステップ② キャンプ場の設備で選ぶ
子供とのキャンプはまさにアドベンチャーです。
大自然で遊ぶとしても、施設の清潔さや譲れない設備などはあると思います。
口コミやSNSでの意見なども参考に情報を集めてみてはいかかでしょうか。
・水回りの清潔さ
・売店の有無
・トイレが男女別かどうか
・おむつ替えスベースはあるか
・利用できる屋内スペースはあるか
・遊具の有無
・温泉の有無
・キャンプ道具の貸し出しの有無
・混雑状況

この辺りは調べてみる価値はあるかと思います。

ステップ③ 複数交通手段の確認
ファミリーキャンプの場合多くの方の移動手段は車かと思います。
そんな時でもできれば事前に車以外の交通手段の有無を確認しておくことをおすすめします。
車が使えなくなった場合や、誰かに来てもらう必要が生じたり、誰かが帰る必要が出た場合に事前にあるのかないのかを確認しておくことが重要になってきます。
更に災害時などは公共交通機関に人が集まりやすいので万が一の場合そこまで行けるように準備しておきましょう。
ステップ④ 予約の取り方
キャンプ場の予約には電話予約、インターネットを使ったオンライン予約があります。
旅行や旅館よりややアナログな施設が多い印象ですが、複数の予約方法がある場合には事前に目を通すことが重要です。
HPの料金より予約サイトの方が安かったり、またはその逆もあります。

サービス内容が違ったりもするので要チェックです♪
予約サイトは、
キャンプ場につく前に準備すべき事
キャンプに行く事を身内に伝えましょう。
キャンプに行く前にまずは身内の方に行く事を連絡しておきましょう。
誰かに行く事を伝えておくだけでも、何かあった時に事情が伝わりやすくなります。
ただし、
「〇〇キャンプ場にいます。」
「△△なう。」
と、場所を具体的に明かしてSNS上に公開することは控えた方がいいかもしれません。
家が留守である事や、子供がキャンプ場にいる事を安易に発信してしまうと相応のリスクになります。
キャンプ中はキャンプに集中して楽しみましょう♪

帰ってからのお楽しみにしてください♪
緊急連絡先の確認をしよう。
キャンプ場は電波が不安定な場合が多く、近隣の町から離れている場合があります。
その為最低限、
・どこに行けば電波が繋がりそうか。
・そのキャンプ場の連絡先を調べておく。
などを確認しておきましょう。

病院等の場所と時間の確認をしよう。
行かないに越したことはありませんが、万が一に備えて近くの病院については一通り調べておきましょう。
キャンプの多くは土日や夜間をまたぐことがありますので、場所と併せて診療時間や時間外の救急病院についても把握しておくと安心です。
地理情報の確認、周辺施設の確認をしよう。
上記の病院とあわせて周辺地図を一度チェックしてみましょう。
キャンプの前後で行けちゃう楽しいところが見つかったり、食料品店、コンビニの位置なども知っていればその後のキャンプをより楽しめるかも♪
・コンビニ ・交番 ・薬局 ・ガソリンスタンド ・スーパー
この辺りはなるべく抑えておいた方がいいかもしれません。
海抜、鉄砲水の情報などを調べましょう。
その地域の災害に繋がる情報は調べておいた方がいいでしょう。
山間部であっても意外と海抜が低いなんでこともあり得ます。
また川があるならその川の鉄砲水の有無、大きい獣の出現情報などもチェックしておくと安心です。

キャンプ場についたらすること
キャンプ場の周りを歩こう
キャンプ場についたらまずは周辺を歩いてどんな場所なのかを確認しておきましょう。
予めどんなものがあるのか、近寄らせない場所などおおよその目安をつけることでキャンプをスムーズに楽しむことができます。
その際には子供にも注意を促しながら、同じ共通認識を明確にしていくと安心です。
実際キャンプ場、自然は朝、昼、夜それぞれの『顔』があります。
想像力を膨らませながら『ここらへんは夜になるとテントから見えないから近寄らせない方がいいなぁ』など様々なシーンを想定しておくといいと思います。
お手洗いのチェックとゴミ捨て場の確認をしよう。
キャンプ場には死角が存在します。
お手洗い、駐車場などは遮蔽物がありますので死角・直接見えなくなるところは事前に確認して、利用する際には目を離さないようにしましょう。
ゴミ捨て場にはキャンプのゴミ類がありますのでその周囲は金属片、ガラス片など散乱していることがありますのでこちらも要チェックです。
周りの人をチェックしよう。
周囲の確認、死角の確認と並行してある程度同じキャンプ場の利用者の事を把握しておきましょう。

挨拶ができるとなおいいですよね♪
コミュニケーションを取っておくと、何かあった時に助けてもらえるかもしれません。
防犯の観点からも挨拶には『私はあなたの事を認識しています。』というメッセージを相手に伝える効果がありますので周囲のチェックと並行して行っていきましょう。

荷物の再確認

忘れ物って確認したつもりでも何故かひとつはありますよね。
出来れば車の中で確認したいところですが、キャンプ場の駐車場についたタイミングで一通り確認してみましょう。
この時点で忘れ物に気が付けば、事前に確認しておいた施設で調達ができるかもしれません。
キャンプ場にも置いておらず、周辺施設で売っていない必要な物は出発前に優先的に確認しておきましょう。
子連れキャンプに必須のアイテム
ポイズンリムーバー
おそらくほとんどの人は救急セットを用意されているかと思います。
その中に是非入れて頂きたい必須のアイテムが【ポイズンリムーバー】になります。
【ポイズンリムーバーの効果】
動き廻ると体内への毒の拡散が早くなりますので、被害者を静かにさせて下さい。かまれたり、刺されたりしたら直ぐに、遅くとも2分以内に「ポイズンリムーバー」を使用し応急手当をする事が最も効果的です。
蛇にかまれた時は15分後の使用では効果が少なく、30分後では効果がほとんどありません。
インセクトポイズンリムーバー取説 (create-sd.co.jp)
毒性の強い毒蛇などにかまれた時は、体内への毒の拡散を遅らせるために傷口の上方(心臓に向かって)5~10cmのところで関節を避けてタオルなどで指が1本入るくらいにしっかりと締めて、血液の循環を弱めて下さい。
意外と救急セットには入っていないことが多いのですが、虫刺され、蛇にかまれた時に毒を吸い出すことのできるキャンプでは必須のアイテムです。
・絆創膏、滅菌ガーゼ、包帯
・未開封の水、スポーツドリンク
・毛抜き
・虫刺され薬
・化膿止め
お子さんの安全を守る上でも最低限救急セットは必ず携帯しておくようにしましょう。
ポイズンリムーバー入りの救急セットなら、【防災士監修のOHKEYの救急セット】がおすすめです。
コンパクトながらリムーバー含め豊富なアイテムがセットになっています。

ホイッスル
お子さんに持たせて何かあった時に強く吹くように教えておけば安心。
最近は災害対策として様々なタイプが販売されています。
大音量の明瞭な小型ホイッスルや電子音の電子ホイッスル、おしゃれなホイッスルもあります。

首掛け、パンツ、帽子などに装着しましょう♪
クーラーボックス
食品の衛生管理を完璧に行う為のアイテム
荷物を最小限にしたい場合でも保冷剤+小さなクーラーボックスで傷みやすい生肉などは保存しましょう。
最新のクーラーボックスは冷蔵式のクーラーボックスもありますので用途にあわせて利用を検討してみてください。
LED点滅ライト
防水のLED点滅ライトをお子さんに持たせておきましょう。
夜間だけではなく水の中でもしっかり光るのでリュックやポケット、腕などにつけておけば目に留まりやすいです。
GPS機能追跡アイテム
【キッズケータイ】
スマートウォッチ型のキッス携帯はGPS追跡機能がついているので、多機能安心設計です。
こちらは必須ではないですがあったらより安心安全なキャンプを実現♪
【GPS追跡 まもサーチ】

GPS衛星から取得した位置情報やWi-Fiアクセスポイント、通信基地局情報から測位するので、市街地や地下でも位置情報が取得できます。
子どもがどこにいるのか、どんな経路を通ったのかアプリの地図上に表示されるので万が一の行方不明時には役に立つかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
せっかくの楽しい時間なら思いっきり楽しみたいですよね。
準備万端だと、より積極的に活動が出来ます。
お子さんが会話が出来る年齢なら、キャンプの注意事項の説明をして危機管理の能力も培っていきましょう。
今回は事前準備・事前調査・危険なケースとその対応方法、予防方法についてご紹介させて頂きました♪

思いっきり楽しんでください♪
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