高配当割安株 CVSヘルス 【CVS】インカムゲイン長期投資におすすめのNISA株!

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パパリカ
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みなさん。こんにちは! 

パパリカ(@ipirikapirika)です。

本日は米国大手ヘルスケア、
【$CVS (CVSヘルス/CVS Health Corp)】
についてご紹介させて頂きます♪

本日のポイント

・CVSヘルスは米国の大手ヘルスケア企業で、主に薬局チェーンや医療保険事業を展開。安定した収益基盤とM&A戦略で規模拡大・予防医学領域の強化。

・株価は2020年の43.8ドルから2022年に一時100ドルまで回復したが現在57ドルまで下落

・一株当たり配当額は2.420ドル・配当性向37%と高水準。

配当利回りは4.58%と魅力的であり、直近第2四半期決算では売上高・EPSともに成長したものの純利益率は低下

CVSヘルス($CVS CVS Health Corpとは?配当、業績は?

CVSヘルス($CVS CVS Health Corpを新NISAで購入するのは大丈夫か?

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これらの疑問について解説しています♪

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CVSヘルスってどんな会社?

CVSヘルスは健康ソリューションを多角的に提供する米国大手ヘルスケア企業となります。

主にヘルスケア福利厚生・ヘルスサービス・薬局及びコンシェーマーウェルネスの3本柱で多岐にわたるサービスを提供しています。

全米で9,000店舗以上の薬局を運営。薬局福利管理(PBM)市場に進出し、年間約20億件の処方請求を処理する規模に成長中。

2023年には高齢者向けの診療所を展開する米オーク・ストリート・ヘルスを約1.5兆円で買収し、健康保険や医薬品流通など主力事業と連携し、医療コスト引き下げなどの相乗効果を見込むなど積極的な動きが目立っています。

パパリカ
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オンライン診療・予防医学分野への投資も積極的に行っています♪

企業規模

・S&P100 組入銘柄(2024.3時点)
・米国企業時価総額ランキング:148位

・ヘルスケアサービス分野全米
 時価総額ランキング:5位
 売上高ランキング:2位

・世界企業番付で女性トップの企業でNo.1

2023年通期の売上高は50兆円を超え、米国ユナイテッドヘルス・グループに迫る勢いとなっています。

CVSヘルス 概要

名称シーブイエス・ヘルス/CVSヘルス
 ティッカーシンボル CVS
セクターヘルスケアサービス
英語表記CVS Health Corporation 
時価総額72,648 百万ドル
社員数300,000人
売上高3,577億ドル(2023年通期)
株価57.830ドル(2024/9/19)
配当利回り
(直近)
4.39%
0.665ドル
PER10.29
PBR0.97
主な事業薬局・歯科・医療管理機能
メディケイド・健康保険商品
処方箋調剤・診断検査・ワクチン
パパリカ
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株価下落によって、利回りが上昇しています。

激化するヘルスケアサービス事業

2023年にCVSヘルスが診療所を買収したように、患者に直接関わるクリニックや診療所を自社のサービスと統合し、相乗効果を得ようとする動きが活発になっています。

ヘルスケア大手による買収

・競合大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス
 2023年11月に89億ドルで緊急診療ネットワークを展開するサミット・ヘルスーシティMDの買収

・健康保険大手の米ユナイテッド・ヘルス・グループ
 2022年3月に在宅医療を提供するLHCグループを54億ドルで買収

・処方薬の宅配事業を傘下に持つアマゾン
 2023年7月に約39億ドルでサブスクリプション(継続課金)型診療サービスの米ワン・メディカルを買収

自社ヘルスケアサービス×クリニック買収
=業務効率化・医療コスト削減

オピオイド訴訟・薬価つり上げ問題

現在CVSはいくつかの訴訟問題が取り沙汰されています。

オピオイド系鎮痛剤の大量流通を巡り、処方薬の管理責任が問われていた問題で大手薬局と2社で約100億ドルで和解案に合意しています。

米国ではオピオイドを製造した企業だけではなく、それを合法的に取り扱っている薬局に対してもこのような集団訴訟が提起され、処方に関わった責任が問われる集団訴訟が3000件を超えています

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100億ドルで和解した訴訟は集団訴訟の一部に過ぎないということになります。

和解金発生によって当時特別損失を計上したCVSヘルスは第3四半期決算において、最終損益が前年同期の15億8700万ドルの黒字から34億900万ドルの赤字に転じており、大きな影響を与える問題となっています。

米オピオイド訴訟、CVSなど和解案合意 1.5兆円支払い – 日本経済新聞 (nikkei.com)

また2024年には、米国連邦取引委員会からPBM業者が処方箋の薬価を吊り上げているという報告が上がりました。

PBMとは

米国におけるPBM(Pharmacy Benefit Manager)とは、医薬品のコストをおさえたい保険会社や雇用者側から契約をとり、代わりに製薬メーカーと価格交渉し、規模の強みを活かして値引きを引き出し、調剤保険適用の管理を行い、薬局とネットワーク契約する業態。

米国3大PBM業者:
・ユナイテッドヘルスグbループ
・CVSヘルス
・エクスプレス・スクリプス

パパリカ
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薬品を安く仕入れ広くさばく中間業者・仲介ビジネスです。

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CVSヘルスの業績推移

直近決算は健闘も粗利率の低下。。

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2024年8月に報告された第2四半期の決算データです。

Screenshot

 売上高:予想下振れ
 EPS:予想上振れ
 前年比:大幅上振れ
 希薄化後のEPSは1.41ドル(前四半期:0.88ドル / 前年同期:1.48ドル)

【第1四半期結果・第3・4四半期予想

【売上】

予想結果
第1四半期13.5兆13.4兆
第2四半期14.76兆14.73兆
第3四半期13兆
第4四半期13.6兆

【EPS】

予想結果
第1四半期199.574133.452
第2四半期219.214227.688
第3四半期191.015
第4四半期192.552
年平均成長率(CAGR)

・過去10年成長率:6.70%
・過去5年成長率:13.80%

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中長期的に高い成長率かつ、直近の成長率が加速していることが伺えます♪

粗利率

・2024年粗利率:14.7%
・過去10年粗利率:17%
・過去5年成長率:17.7%

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今期粗利率は過去10年間で最低値となっています。

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CVSヘルス 業績 売上推移

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コロナ禍でも売上はなんとか耐えきり、右肩あがりの売上高となっています。

毎年20%以上の売上高成長率

CVSヘルス 業績 純利益推移

純利益は各年によって上下があるものの、2023年は通年で1兆円を超える利益を残しています。

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2024年の粗利率は最低水準まで落ちてしまっているのは心配です。

過去5年を通して65%以下の資本比率になったことがなく安定した資産債務比率を維持しています。

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小売業という側面も兼ねているCVSヘルスですが、かなり強固な財務状況です。

CVSヘルスの配当情報

年4回配当

権利落ち:1月・4月・7月・10月
支払日 :2月・5月・8月・11月

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配当金推移

【過去5年 支払履歴】

  配当支払年    配当額   利回り 
2024年
(9月直近)
0.665ドル4.42%
2023年2.420ドル3.16%
2022年2.20ドル2.51%
2021年2.00ドル2.10%
 2020年  2.00ドル  3.29% 

【過去5年 平均(20年~24年)】

  年間平均配当額    2.155ドル  
年間配当利回り2.64%
  最小配当額(一回あたり)   0.665ドル 
  最大配当額(一回あたり)  0.5ドル

配当成長について

CVSヘルスは、過去数年間において適度な配当成長を示しており、過去5年間の配当成長率は3.60%である一方で、過去3年間の成長率はやや高く6.60%となっています。

一回あたりの配当額が0.605ドル(2023年)から0.665ドル(2024年)に増配増配も行われています。

パパリカ
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配当性向も40%台と無理のない範囲での配当額となっています。

ヘルスケアセクターの平均配当利回りは1~2%程度に対して現在4.6%程度の予想利回りであることは、インカム投資家にとって一定のメリットがあるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日はヘルスケア大手CVSヘルスについてご紹介させて頂きました。

まとめポイント

株価:割安
レーティング:強気
リスクレベル:中レベル

マーケット|SBI証券 (sbisec.co.jp)

ヘルスケアセクターはデフレ、景気後退期に強い側面もあるので今後の動向にも注目です。

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最後までお読みいただき誠にありがとうございました♪

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