メルカリ ヤフオクで悪い評価を未然に防ぐ梱包、発送対策 これ一つで解決！

説明文、画像と内容の違いはないはずで、発送も早かったし、取引メッセージも送っているのに何故悪い評価をもらわないといけないんだ。と理不尽に感じるケースは意外に多いトラブルです。

今回ご紹介する最低限抑えるべきポイントを把握しておくことで、未然に悪い評価を防ぐことができるかもしれません。

まだ悪い評価も貰ったことがない方も、これからも悪い評価がつかないようにやるべきことを把握しましょう。

【購入者からみた商品とは】

購入者の気持ち

購入者にとって商品とは何なのか想像してみてください。

購入者は購入時点では、写真と説明文しか見ていなくて到着するまでは商品の現物をみることはできません。

ポスト投函や宅急便のチャイムによって初めて商品を目にすることになります。

そんな期待と不安が入り混じった状態のなか、いざ商品が到着した時に目にする物がボロボロの段ボールや汚い紙袋だったらどう思いますか？

印象最悪。。
きっと抱えていた不安感が増してしまいます。

さらにそのボロボロの短ボールから出てきた商品が梱包材なしの裸であったり、乱雑に入れられている様を見た際には、不安が現実になってしまった後悔や怒りが優勢になってしまいますよね。

どこまでいってもフリマアプリでの購入は届くまで安心しきれないものです。

そんな気持ちを少しでも払拭させてあげることが出品者にとって大切なマインドになります。

商品の第一印象

梱包の悪さによって悪い印象が評価に影響する訳ですが、これは全くの逆のパターンもあり得ます。

商品がいまいちだったとしても、梱包が綺麗だったり、丁寧な梱包作業の跡があれば、多少のマイナスは気にしなくなる可能性が高くなるわけです。

人の第一印象と全く同じですね。

マッチングアプリで初めてのデートの際のお化粧やコーディネートを適当にする人は少ないですよね。

梱包は印象の大切な要素

印象を与える要素としては、商品自体とその商品の見せ方に大別されます。

見せ方としては、画像、本文、プロフィール欄、コメント、他の出品物など様々な要素がありますが、なんといっても現物を初めて目にするタイミングに最も近い梱包と発送というのはとてもとても重要です。

商品の第一印象を良くすることで、良い商品は更に良く見えますし、もしかしたら特別いい商品じゃない場合だとしても、少なくとも到着時点で悪い印象を与えなくなります。

具体的な方法をご紹介しますので是非梱包のひと手間を惜しまずに挑戦してみてください。

【発送手段の使い分け】

発送方法は、とにかく最安値の発送方法を選びがちですが、商品の種類や金額を考慮して使い分けた方がトラブルを未然に防ぎやすく、結果的には間違いなくお得です。

ご自身にとっても購入頂いた方にとっても安心をある程度確保して取引しましょう。

金額で使い分ける

ティッシュペーパーの箱、梱包なしでの発送などは論外として、

意外に良くない例としては、

これらは購入者の不安を増幅させるだけでメリットがありません。数百円で買える信用は買っておいた方が良いので、少なくとも追跡番号のある発送方法で送付しましょう。

最低限のラインとして、

対面受取か否かは好みが分かれる所ですが、できれば対面の方が安心。

絶対条件ではないので送料を出来るだけ安く抑えたい方は、一万円以上であれば追跡＋補償の二つを守ってサイズ、種類ごとに使い分けていきます。

送料で見るとPayPayフリマが総合的に一番安く、販売手数料も最安なのでおすすめです。

商品の属性で使い分ける

ただし壊れやすい物で小さい商品の場合、宅急便の60サイズだと送料がもったいないので、宅急便コンパクトやメルカリであればゆうパケットプラスを選択しましょう。

メルカリでらくらくメルカリ便の宅急便コンパクトor宅急便ならヤマト運輸のドライバーが集荷に来てくれますので忙しい方ならおすすめ。（送料450円＋専用箱70円＋集荷料金100円）

コンビニでの発送手続きが面倒な方なら、ゆうパケットポストだと専用シールをコンビニで予め購入しておけば、売れた際にスキャンして商品に貼付してポスト投函なのでかなり便利です。（送料215円＋専用シール5円）

その他日本郵便が送料値下げをしたことによってクリックポストが185円になりました。

クリックポストは補償なしですが、追跡ありですので1万円以下で小さな商品であればおすすめ。（クレジットカードなどを登録して、都度自宅等で発送用紙を印刷できる方推奨）

定形外郵便、定形郵便、クリックポスト、レターパックライト、レターパックプラス、スマートレター系は全て補償なし！気を付けましょう。
追跡、補償、対面受取という3つの要素が備わっているのは、宅急便コンパクト以上から。

【梱包材を考える】

発送手段を決定したら、次は発送する為の梱包材を考えていきましょう。

綺麗なプチプチで配送中の衝撃に負けない様に分厚く包みましょう。

サイズのあった段ボールでもいいですが、プチプチで十分包んでいたら紙袋でもOKです。

紙袋はサイズが調整できるので使い勝手が良いのでお勧めですが分厚い丈夫な袋を使ってください。

こちらの宅配袋ならサイズもそこそこ、マチ付き、テープ付きで丈夫な素材なのでおすすめです。

必要な材料は使い回しでも問題ありませんが、綺麗なものを使ってください。

残っているセロテープ跡は全てカットしてプチプチが潰れている部分も使わないようにしましょう。

4辺を綺麗にハサミで整えて、自分が使ったセロテープの端っこは外しやすい様に折り返しておきましょう。

理想は、

全てはやらない場合でも、②、⑤、⑦はしっかりやりましょう。

【取引メッセージを充実させよう】

取引メッセージは相手からの連絡がなくとも、

【購入された時】と【発送完了時】には必ず連絡するようにしましょう。

取引メッセージ例文

①購入された時：お礼と発送予定などを伝えましょう。

例文）

この度はご購入頂きまして誠にありがとうございます。

お取引の程どうぞよろしくお願い致します。

発送につきましては〇〇日を予定しております。

発送通知まで少々お待ちいただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願い致します。

②発送完了時：発送の連絡と発送方法を伝えましょう。

例文）

お世話になります。

先程〇〇で商品発送させて頂きましたので到着まで今しばらくお待ちください。

本ページ上部より追跡状況の確認が可能でございます。

なお商品が到着致しましたら商品のご確認の後、受取連絡をお願い致します。

それでは引き続きよろしくお願い致します。

③商品が到着しているのに受取連絡しれくれない場合：少なくとも２日程度待ってから状況を確認するメッセージを送信しましょう。

例文）

お世話になります。

商品の配送状況についてご連絡させて頂きます。

追跡状況を確認致しましたところ、〇〇日に配送済みとなってございます。

お忙しい中恐縮ではございますが、お手すきの際にご確認をお願い致します。

既にご確認頂けている場合には、お手数ですが受取評価をお願い致します。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

【おまけ、メッセージカードの必要性】

最後におまけとメッセージカードについて少しだけご紹介。

私は全ての取引でメッセージカードや値引き交渉なしで購入頂いた方には気持ち程度のおまけを同梱しております。

人によっては不要、やりすぎだというご意見もあり好みが分かれる所ですが、メッセージカードが入っていたことを理由に悪い評価をつける人はいませんし、マイナスになる行動ではないと思います。

メッセージカードの内容は手書きで、

『この度はご購入ありがとうございました。気に入って頂けますと幸いです。また機会ございましたらよろしくお願い致します。』

と記載するだけなので手間もほとんどかかりません。

おまけについては少々ルールがある為、ここでの記載は割愛しますが食品、衛生品を避けて個包装の密封されているものがおすすめです。

興味のある方はこちらの記事に記載しておりますのでご覧ください。

私はおまけの目安を商品代金の2％程度に設定して、

5000円以下の商品であれば入浴剤や圧縮タオルなど。（一個あたり20円～50円程度）

1万円以上の商品であればちょっといい感じの事務用消耗品を入れています。（ポストイット、クリップなど）

さいごに

いかがでしたでしょうか？

今回ご紹介させて頂いた悪い評価を未然に防ぐ方法は、積み重ねるほど良い評価しかつかなくなっていくストック型の対応策になります。

もはや良い評価や、感謝のコメントで埋め尽くされた評価欄を作り上げること自体が対策といってもいいかもしれません。

その為にはまず出来ることから始めていきましょう!