みなさん。こんにちは!
パパリカ(@ipirikapirika)です。
近年、男性の育児参加度が上がっている理由について注目が集まってきますよね。
女性が仕事と育児を両立する中、
男性が育児参加度を上げることで家庭内の役割分担が変化し家族や社会全体に与える影響が注目されているんです。
本記事では、「ワーキングパパも主夫に!男性の育児参加度が上がる理由とは」について、
・育児参加度の現状
・ワーキングパパが主夫として育児参加する場合のポイント
などを解説していきます。
育児参加度の現状
日本において、育児に参加する男性の割合はまだまだ低いのが現状です。
厚生労働省によると、2019年度の
「子育てに参加している男性の割合」は35.7%
「子育て・家庭の両立に積極的に取り組んでいると思う女性の割合」は63.1%
女性が育児と仕事を両立するために努力する一方、男性の育児参加度が低いことが課題となっている。
男性が育児に参加することで、家庭内の役割分担が変化することが期待されている。
育児や家事を担当する時間が増えることで、女性の負担が減り女性も仕事に専念できるようになる可能性がある。
また、男性が育児に参加することで子供とのコミュニケーションが増え、親子の関係性が深まるといった効果も期待できます。
「ワーキングパパが主夫」になる意義
男性が育児に参加することには、家族や社会全体にとっても大きな意義があります。
社会貢献性の高い属性です♪
まず、男性が育児に参加することで家庭内の役割分担が変化し、家族の負担が減る可能性があります。
これにより、女性が仕事に専念できるようになり、女性が活躍できる社会を実現できる可能性があるといわれています。
現実的には女性が家事や育児を一人で抱え込むことが多く、その負担が大きいことが不満やそれ自体を社会全体から強いられている風潮が日本にはあります。
繰り返しになりますが男性が育児に参加することで、女性が社会で活躍することができる環境を男性側から自発的に作り上げることが大切だと思います。
また家族の関係性が深まるというメリットについては、これにより子どもの自己肯定感や社会性の発達につながるとされています。
希薄な関係性の家庭で育った子供は、自己肯定感が低いという統計的なデータもあります。
さらに、男性が育児に参加することで女性の収入が増え家族全体の生活水準が向上する可能性もあります。
しかし男性が育児に参加することには、まだまだハードルがあります。
例えば、仕事と育児の両立が難しいことや、男性差別があることなどが挙げられる。
さらに、男性自身が育児に関する知識やスキルが不足していることも課題となっている。
育児参加度があがる理由
育児参加度が上がる理由については、日本財団生活文化研究所が実施した調査結果をもとにご紹介します。
この調査は育児に関する男女の考え方や行動について、2012年から3年間実施されたものになります。
調査結果によると、
男性が育児に参加する理由として最も多かったのは
「子どもとのコミュニケーションを取りたいから」であった。
次に多かったのは「妻やパートナーを支援したいから」でした。
その他にも「自分が父親であることを実感したいから」や、「子どもの成長過程を見守りたいから」など、子どもや家族との絆を深めるために参加する男性も多いことがわかった。
さらに、育児に参加した男性の約8割が「育児に参加することで、家族関係がよくなった」と回答している。
また、男性が育児に参加することで、妻やパートナーのストレス軽減につながるという調査結果もある。
この結果からわかることは、『多くの男性が必要に駆られて育児をやっている訳ではない。』ということがわかりました。
回答内容は決してネガティブなものではないものの、やはり育児は女性がするものという意識が根付いているようです。
アインシュタインの『常識とは18歳までにに見つけた偏見のコレクションでしかない。』という名言もある通り、育児は女性がするものという考え方は『偏見』だと思います。
とはいいつつも男性が育児に参加する理由は、単に家事や育児の負担を軽減するためだけでなく、家族関係をよくする為ではありますので、動機はどうであれこのような考え方が広まると育児参加度はあがっていくのでしょう。
ただ『家事や育児の負担を軽減』という表現は、『(本来女性の仕事である)家事や育児を(男性が担当してあげることで)軽減』という考えが透けて見えるので個人的には気に入りません。。。
男性が育児を楽しめるようになるために必要な条件
厚生労働省が発行する「男性の育児参加促進に向けた取組」にて男性が育児を楽しめるようになるために必要な条件を発表されておりましたので一部ご紹介します。
楽しめないやらない訳ではないですが男は単純です。楽しければやるんです。笑
①パートナーとの協力関係
育児において、パートナーとの協力関係が重要である。
パートナーとのコミュニケーションが円滑であれば、育児における役割分担や意思疎通がスムーズになり、男性が育児に積極的に参加することができる。
育児に参加するためには、仕事のスケジュールや働き方を柔軟に調整する必要がある。
また、育児休暇や有給休暇を活用することで、育児と仕事のバランスを取ることができる。
②自分自身の育児への関心・知識
育児に関する関心や知識を持つことが、男性が育児に参加する上で重要である。
育児に興味を持ち、育児書やネットなどで情報を収集することで、育児に対する自信や意欲が高まり、育児に積極的に参加することができる。
③周囲のサポート
男性が育児に参加するには、周囲のサポートが必要である。
例えば、職場の上司や同僚が育児に理解を示し、柔軟な対応をしてくれることが望ましい。
また、保育園や幼稚園、地域の子育て支援施設などの利用も、男性が育児に参加する上で有効である。
必要な条件を揃えよう
以上のように、男性が育児に参加するためにはパートナーとの協力関係や仕事とのバランス、自分自身の育児への関心・知識、周囲のサポートなどが必要であることがわかるかと思います。
これらの条件が整うことで、男性は育児に積極的に参加しやすくなる為、環境を整えることから始めていくとスムーズにいくと思います。
ワーキングパパが主夫として育児参加する場合のポイント
男性が育児に参加するためには、自分自身が「主夫」としての役割を果たすことが必要不可欠です。
楽しくても家庭内の秩序を乱したり、自分勝手に好き放題やっているとパートナーにとっていい環境とは言えません。
あくまで家庭内の役割分担としての主夫であることを十分に理解しましょう。
好きな事だけやるのはNG
勝手に好き放題やるのもNG
決定権がある訳では決してありません!
①相手の意見を尊重しよう
主夫は、家事や育児を担当することで女性が仕事に専念できるようになるためのサポートをする存在ですので、相手の意見を尊重しながら協力的に行動しましょう。
相手のニーズを理解し、時には相手の意見を自発的に伺ってみたりして共通認識にずれがないか確認していくとコミュニケーションが円滑になります。
②家事や育児に関する知識を身につける
主夫として育児参加するためには、家事や育児に関する知識が必要不可欠です。
授乳の仕方やおむつ替えなどの基本的なスキルのみならず、スキルを身につける手段を明確にしておきましょう。
家事や育児のタスクを効率的にこなす方法など知識やスキルは今の時代どこでも学習可能です。
ご自身の親からや育児の先輩方、育児書や育児クラス、Twitterやユーチューブなどのオンラインの情報サイトなどから身につけることができますので順序だてて学習していきましょう。
③家事や育児を自分の責任として受け止める
主夫は家事や育児を自分の責任として受け止める事になります。
自分の役割を果たすことが家族全体の幸せを実現することができるというのはあなただけにとどまらず家族全員それぞれの役割に責任を持って行動しているはずです。
慣れない家事だから、、、自分なりには頑張った。。。では不十分かもしれません。
発生するタスクを事前に見積もって、自分の力量を超えそうであればパートナーに相談したり、補填する技術を補っていきましょう。
④仕事と育児を両立する
ワーキングパパが主夫として育児参加する場合、仕事と育児の両立が必要になりますよね。
そのためには仕事の時間やスケジュールを見直し、効率的に仕事をこなしていけるようにライフワークバランスを修正していきましょう。
主婦、ワーママさんは昔からやっていることです♪
頑張りましょう♪
まとめ
男性が育児に参加することは、家族の幸せや子どもの健やかな成長につながると言われています。
しかし、実際に育児に積極的に参加することは簡単なことではありません。男性が育児に参加するためには、様々な条件が必要です。
なにより男性自身、育児への参加について興味はあるものの『やるべきこと』という認識が薄いのが現状です。
まずは育児に関して、パートナーとのコミュニケーションやタスク分担がスムーズに行われるように環境を整え仕事とのバランスを取ることから始めていきましょう。
また、男性自身が育児に関心や知識を持ち認識を変えていくことも大切です。
育児書やネットなどで情報を収集することで、育児に対する自信や意欲が高まり育児に積極的に参加する様になるかもしれません。
職場や地域の子育て支援施設など、周囲の人々が男性の育児参加をサポートしてくれることで育児に取り組みやすくなり、同じような境遇の仲間をSNS等でみつける事も安心できる材料の一つかと思います。
以上の条件を整え、育児に積極的に取り組んでみてくださいね♪
パパリカと繋がって情報共有などしていきましょう♪
パパリカ(@ipirikapirika)
「参考文献」
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