インドネシア株式 EIDO vs IDX どの新興国ETFがおすすめ?

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投資・スモールビジネス
パパリカ
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みなさん。こんにちは! 

パパリカ(@ipirikapirika)です。

労働人口という切り口が最近のはやりで、日本は数十年後には労働人口が世界のワーストランキングに入るといわれています。

その反面アジア諸国の新興国は年齢の人口分布が正反対。

今後ますます労働人口が増え、活発な経済活動と成長が期待されている訳です。

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インドネシアもその代表的な一つ♪

成長目覚ましいアジア新興国ですが、その中でもひと際目立ったインドネシアETFについてご紹介です。

インドネシアETFは現在以下の2種類の代表的なETFが存在します。

【EIDO】
→iシェアーズ・MSCI・インドネシア ETF

【IDX】
→ヴァンエック・インドネシア・インデックスETF

本日は上記2銘柄の特徴やそれぞれのおすすめポイントそもそもインドネシアETFはおすすめなのか?という点についてご紹介です♪

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【EIDO】基本情報

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まずはのEIDOの概要です♪

名称iシェアーズ MSCI インドネシア ETF
ティッカーシンボルEIDO
設定日2010年5月5日
純資産額約720億円
運用会社BLACKROCK
経費率0.58%
採用指数MSCI Indonesia IMI 25/50 Index
上場市場NYSE アーカ
決算年2回(6月、12月)
配当利回り3.14%

EIDOは設定来10年以上経過しているETFでインドネシア株式全般で構成される指数と同等の成績を目指しています。

つまり、日経平均と同等の成績を目指す日本のETFのインドネシア版ということになります。

経費率は0.58%と米国大手ETF比較するとやや高め。流行りの変則ETFほど高くはありませんが最安値ではない印象ですね。

運営元がブラックロック、純資産額が700億円ということで信頼性◎・ボリューム◎の安心ポイントです。

一方でポートフォリオがIDXと比較して特定セクターに偏り採用銘柄もやや少ない印象です。

採用指数:ジャカルタ総合指数
 →インドネシア株式の時価総額加重平均型

【IDX】基本情報

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続いてIDXの概要です♪

名称ヴァンエック・インドネシア・インデックス ETF
ティッカーシンボルIDX
設定日2009年1月15日
純資産額約130億円
運用会社ヴァン・エック・グローバル
経費率0.57%
採用指数MVIS・インドネシア・インデックス
上場市場NYSE アーカ
決算年1回
配当利回り3.52%

EIDOと比較して経費率が0.01%と低く、純資産額EIDOの1/4程です。

近年その純資産額をやや伸ばしてきています。

ポートフォリオはEIDOより分散傾向にあり、EIDOはインドネシアのみでしたがこちらのETFは国外割合が30~40%占めており、完全なインドネシアETFではないことにご注意ください。

【EIDO】・【IDX】各種比較

簡単な概要だけでも違いがかなりある事がお分かり頂けたかと思います。

その他にも違いがいくつかあり、前項を含めて重要ポイントを順を追ってご紹介させて頂きます。

①ポートフォリオ詳細
②経費率・配当額
③純資産額・発行株式数
④リターン

【EIDO】・【IDX】ポートフォリオ比較

以下はセクター別ポートフォリオになります。

セクター別PF

EIDOIDX
金融47%金融30%
通信10%生活必需品15%
生活必需品10%エネルギー14%
素材8.5%一般消費財11%
資本財・サービス6%素材10%
一般消費財6%通信9%
エネルギー5%資本財5%
ヘルスケア3%公共事業4%
不動産2.5%ヘルスケア2%

EIDOが金融・通信・生活必需品の上位3セクターで70%を占めるのに対して、IDXは上位3セクターで60%です。

EIDOはいわゆる景気敏感株と呼ばれる通信セクターや金融セクターに比重が重くよりアグレッシブな運用であるかと思います。

国別PF

EIDOIDX
インドネシア100%インドネシア65%
中国20%
シンガポール5%
イギリス4%
マレーシア3%
タイ3%
ドイツ3%

EIDOが国内株100%に対してIDXは国外へも投資しています。

さらにアジア以外のドイツ・イギリスにも8%近くを割いておりインドネシアETFとはいえないかもしれません。

パパリカ
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現在リスクの高い中国へも20%投資していますね。

【EIDO】・【IDX】経費・配当

EIDOIDX
経費率0.59%0.57%
配当3.14%3.57%

経費率・配当率ではIDXに軍配が上がっています。

経費率は0.01%でも低い方がいいので0.02%引く、0.4%以上配当額が良いIDXの方がよく見えますね。

【EIDO】・【IDX】リターン・株式数等

配当・経費率ではIDXに軍配が上がりましたが、それを含めたリターンでみるとどうでしょうか?

EIDOIDX
発行株式数20,750,0001,700,000
時価総額474Mドル30.55Mドル
52週株価22.93~24.7818.05~18.24
平均出来高439,82431,596
直近1年リターン▲5.56%▲10.81%
配当利回り3.14%3.51%

発行株式数、出来高はEIDOがIDXの10倍でした。時価総額に至っては12倍以上の開きがあり、純資産額の差よりも大きな差になっています。

リターンに関しても2倍以上の開きがあり、いくら経費率・配当が良くともそれを含めたリターンに2倍の差があればEIDOの圧倒的な優位といっていいかと思います。

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【EIDO】・【IDX】株価比較

EIDOとIDXのチャートを比較してみると、

2022年までは同程度を推移、2022年10月から株価の乖離が大きくなっています

EIDO/IDX チャート

さらにそれぞれをジャカルタ総合指数と比較してみると、残念なことにEIDOもベンチマークを下回る結果となっています。

ジャカルタ総合指数 EIDO/IDX チャート

10年チャートで比較するとその差はさらに顕著に表れます。

10年チャート ジャカルタ総合指数 ETF

2017年までは指数に追随していましたが徐々に差が開き、コロナショックのあった2020年以降の株価は十分に回復していない状態となっています。

パパリカ
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金融セクターに比重が多いのも要因のひとつかもしれませんね。

インドネシアの将来性 人口ボーナス?

現在インドネシアは【上位中所得国】として位置づけられています。

これは2020年に世界銀行がインドネシアの格付けを下位中所得国から上位中所得国に引き上げた為です。(参考:JETRO

view_interface.php (jetro.go.jp)

アジアの新興国では、マレーシア・タイが上位中所得国、ベトナムとフィリピンは下位中所得国とされており、近年で勢いのある新興国となっています。

東南アジアはまだまだ若い労働人口が多いと言われていますがそれでも高齢化は進んでいます。

タイ・ベトナム・マレーシアなどでは高齢化が進展していますが、インドネシアは一番遅い為いわゆる【人口ボーナス】がこれからやってくる国と考えられています。

2050年までに世界4位予想

GDPベースでいくと成長予想で2030年5位・2050年には米国について4位予想がされています。

PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表
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残念ながら日本とインドネシアの順位がそっくりそのまま入れ替わることになります。。。

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2020年成長予想下方修正

長期的にはGDP4位予想がされていますが、2022年にはGDP成長率を引き下げるニュースが出ています。

IMF、インドネシアの22年成長率予想を5.4%に引き下げ | ロイター (reuters.com)

上昇傾向にありますが、短期的な浮き沈みはどうしてもありますのでETFも回復してもらいたいですね。

パパリカ
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新興国への投資は短期的な出来事に左右されない長期的な目線が必要となります。

実は資源大国としてのインドネシア

あまりイメージがないかもしれませんが、インドネシアは資源国の側面があります。

オイルマネーでじゃぶじゃぶの中東国とまではいきませんが、鉱山資源、植物資源が豊富な国で、近年注目されているバイオ燃料の原料となるパーム油の生産量が世界一位となっています。

パーム油:
 アブラヤシの果実から精製される植物油。

動物性脂肪に豊富な飽和脂肪酸は健康に対する悪影響が広く言われており、パーム油は動物性脂肪より悪影響が弱い、影響なしといった様々な結果が見られている。

パーム油 – Wikipedia

インドネシアはこのパーム油を原料とするバイオディーゼルの利用を促進し既に軽油にバイオディーゼル30%を混合した【B30】の使用が義務化されています。

現在は【B40】を研究中で今後も更に研究を進め【B100】までを目標としています。

B100ということはパーム油100%ということで実装されれば環境的にも燃料としての需要も高まりインドネシア経済には間違いなく良い影響をもたらすことになると考えます。

参考:CNN Indonesia

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まとめ

今回はインドネシアETFについて紹介しました。

【EIDO】/【IDX】どちらがよいのか?についての結論は、

【EIDO】一択

というのがイピリカの結論です。

そもそもインドネシアへの投資の可否については、人それぞれだと思います。

インドネシアETFはやや下降トレンド気味ではあり、インドネシアの国力・将来性を考えると買いですが、その期待感で既に上昇した後であるかもしれません。

判断が難しい場面ではありますが、イピリカとしては米国株を中心としたポートフォリオを分散目的で数パーセントを東南アジアへ移行しています

分散という観点から考えるとインドネシアは東南アジアの中でも優秀な部類に相当すると考えます。

イピリカからのお願い

有益な情報を皆様にお届けする為に日々精進しておりますが、あくまで個人発信による情報となりますので、投資助言ではないことをご理解お願い致します。

あくまで皆様の自己責任にて投資判断を賜れますと幸いです。

情報の精度、確度については誤りがある場合もございます。

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最後までご覧頂きありがとうございました!

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